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AI・お客様情報の取扱い方針
制定日:2026年7月26日
本方針を公開する理由
当社は、お客様に対してAI活用のガバナンス整備を支援する立場にあります。支援する側自身が、自らのAI利用をどう統制しているかを説明できなければならないと考え、本方針を公開しています。
基本姿勢
- AIの利用を禁止するのではなく、統制された環境で利用します。禁止は、見えないAI利用(シャドーAI)を生むだけで、リスクを減らしません。
- お客様からお預かりした情報については、入力可否を事前に定めた基準で判断し、その判断を記録します。
利用するAI環境と統制
- 業務でのAI利用は、当社が管理するアカウントおよび端末からのみ行います。個人アカウント・私用端末での業務利用は行いません。
- お客様情報を取り扱う案件では、原則として Amazon Bedrock 経由で Claude を利用します。Amazon Bedrock に入力したデータは、モデルの学習に利用されません。
- お客様の事前の許可を得た場合に限り、Anthropic の Claude(Claude Code/Claude Desktop)を利用することがあります。この場合も、入力データがモデルの学習に利用されない設定であることを確認した上で利用します。
- 新しいAIサービスを業務に導入する際は、事前にデータの取扱い(学習への利用有無・保存場所・保持期間)を確認し、確認できないサービスは利用しません。
- 業務端末はディスク暗号化とスクリーンロックを設定し、AIサービスのアカウントには多要素認証を設定しています。
お客様情報の入力可否の判断基準
入力しない情報
- 個人情報(氏名、連絡先等)
- 認証情報(ID、パスワード、APIキー等)
- お客様の未公表の経営情報・財務情報
- 秘密保持契約により第三者への開示が制限される情報
- お客様システム内の実データ
事前にお客様の同意を得た上で入力する情報
- お客様から提供を受けた資料・データのうち、AIの利用が業務遂行に有効なもの(入力する範囲と利用環境を事前に合意します)
匿名化・加工の上で入力する場合
- 社名・人名・システム名等の固有名詞を置換した上で入力します。
- 実データは、ダミーデータへの置換またはスキーマ(構造)のみの抽出を行った上で入力します。
迷った場合
- 入力可否の判断に迷う情報は入力しません。判断は代表社員が行い、記録を残します。
秘密保持契約との関係
お客様と締結した秘密保持契約に、AIサービスへの入力に関する定めがある場合は、契約の定めが本方針に優先します。契約に定めがない場合は、事前にお客様に確認します。
生成物の取扱い
- AIの生成物は下書きとして扱い、成果物として提出する前に必ず人が検証します。
- 事実関係・数値・出典は、生成物の記載に依拠せず一次情報で確認します。
見直し
AIサービスの仕様変更および関連法令・ガイドラインの改定に応じて、本方針を見直します。